スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

来年のりんごのお話。

2013年12月14日 01:07

7月からの、持病悪化により、今年はなんと農業に精がでなかったことか。


ウチの主幹産業の稲作、稲刈りも親父とお手伝いさんの二人で、ほぼやりきる事が出来てしまって、俺いらねんじゃね?って思えるほどの動きしか出来ず(T-T)


はよう治れ病気!


そんなこんなで、もう12月なのですが、最近になって、よく考えていること。


それは、来年植えるりんごの品種について。


我が家では、りんごがどーしても主幹産業ではないために、疎かになりがちです。もちろんのこと、そんな作り方ですと、着色は悪かったり枝ずれ、枝かげなどが多くあり、そのたびに


『あ、また今年も上手くできなかった~』


と思える出来になってしまうのです。決してふざけてやってる訳ではないのですが、どーしても手が足りず、このような結果になりがちで。結局は言い訳なんですが…


そんな中、ウチで作っている品種のうち、ジョナゴールドに今回はメスを入れようかと考えているのです。


個人的にはジョナゴールド、好きな品種です。好んで食べますし、なんといってもあの酸味がたまらない!と思って食べてます。


が、市場ではなぜかそれほどでも…というより、この辺りで作っているジョナゴールドを、出荷組合経由で、石巻青果にて販売すると、毎年どエライほどの金額で下がっていく価格。


いくら主幹産業ではないウチでも、ここまで下げられると、栽培意欲が下がるってモンで、それならばいっそ改植してしまっては?と。


さっそく調べてはみたものの、自分で調べる品種には限界を感じ、やはり専門家に聞くのが一番!と思い、近くのりんご農家さん数人に聞いてみました。そこで出てきた品種をいくつかピックアップしてみました。



201002_takano_13.jpg 
藤原ロマン。収穫時期が11月なので、稲刈りで忙しいウチにとってはなんともありがたい!そしてなんといっても省力化が期待できる!正直言うことナシです。出荷先もJAでいけるので、それこそ選果の手間も省けます。市場にもいくらか出回ってきてますが、まだそれほど多くはないのではないかと...


08271032_521c019e7bf7d.jpg 
紅いわて。収穫時期は9月下旬から10月頭。コレは稲刈り時期と丸かぶりで、ちょっと...と思ったのですが、さほど手をかけずとも着色がよいと聞き、候補のひとつにしました。これもJAに出荷できるので、手間が省けてなんとも助かります!


選んだモノ、どれも手間がかからず、ラクをしていると思われがちですが、正にそうです。
少ない栽培面積でいかに手間を減らし、主幹産業に取り組めるか?それこそが理想としているやり方。それならいっそ、りんご辞めてしまえば?と思われる方もいるでしょう。


ただ、僕の考えとしては、稲作だけじゃなく、りんごも突き詰めていきたいという思いもあり、なおかつ少ない面積ながらも、反収を上げて、ウチの収入源の一つとして確立していきたいという思いがあってのもの。


反収が上がれば、考えが変わって何枚かの田をりんごに変えてしまう、という考えもでてくるかもしれません。


いろいろと勉強しなければならないこと、たくさんあります。稲作もロクにできない自分が、りんごの事を語るなんておこがましいことこの上ないのですが、その辺はご容赦ください。


冬になり、時間に余裕のできる時期、来年に向けて、知識層を深めていこうと思います。
スポンサーサイト

今が旬ですよ。

2012年09月15日 16:32

IMG004350.jpg 
9月、りんごの季節です。
この時期、ウチはおコメ農家なので、「さあコンバインだ~、乾燥機だ~」と騒いでいますが、周りの農家さんは、絶賛りんご収穫中です。



今の時期に収穫される品種は、つがる、きおうなど。例年に比べ、収穫スケジュールがちょっと遅めになっていまして、きおうなどは、もう収穫終わっていても不思議ではありません。



ここは、地元の選果場。その名の通り、りんごを選別する場所です。
複数のりんご農家さんたちが集まり組合を立ち上げ、その組合員の方々がその日に収穫したりんごを
選果場にて箱詰めして市場へ持っていくという事をしております。 作業は12月の中旬まで続きます。



設立は昭和58年。建物もその58年当初のままです。ちょっとした歴史があります。



この地域では大なり小なり、ほぼりんご農家さんがほとんどです。
大きいりんご農家さんですと、ある程度出荷先が決まっていたり、贈答用のりんごの注文などがあったりなど、売り先が確保されているところもありますが、小さいりんご農家さん(ウチみたいなところ)などは、作っても売り先が無く、せっかく作っても食べてもらえない、などという事があります。



売り先を自分達で探さなければならないのが通例かと思いますが、なかなかそうはいかないってのが現状。



そこで、この組合なのです。売り先をしっかりと確保していますし、なにより一度に多くのりんごを市場へ出荷できるというメリットがあります。



この組合ですが、ほとんどの方が50~80歳の方々。30~40代の方は私を含め3人程度です。
農家の一番の問題である、高齢化がもう目の前にあるのです。
後継者がいる農家さんもいらっしゃいますが、ほとんどの方が後継者はいません。
こんなにたくさんのりんごの木があっても、「自分の代で終わるかもしれない、いや終わらせなければならない」
と切なそうに語っていた農家さんもいました。



これも時代の波か...と考える反面、法人化してなんとかできないかな?と考えてしまうこともあります。
ただ、会社にした場合、農家さんにも、社員やパートさんにもそれなりのお金が支払わなければならない。
こと、社員さんには、一時期だけの雇用というわけにはいかず、通年雇用が求められるワケで、
社員さんを維持できるぐらいの財務体系にしなければなりません。



おコメやりんごの価格が年々安くなってきているこの時代、様々な問題に直面している時なのです。



そんな現状の中、暑い日々でありながらも、毎日りんご畑を回り、いろいろと手をかけ、立派なりんごを作っていらっしゃいます。 手のかけ方などは、私なんぞは足元にも及びません。




自分が就農してから、この選果場にも手伝いにいっているのですが、この組合は活気がありますし、
ほんと皆さん元気です。
収穫してヘトヘトなはずなのに、夜6時にはこの選果場に集まり、仕事をしております。
自分が、なにも農作業をせずに、この選果場に来て「しんどい、疲れる~」などとほざいているのが
申し訳ないぐらいです。



ウチのおコメも大事にしていきたいと思っていますが、この組合も大事にしていきたいと思っています。
自分も元気なうちは、ずっとこの選果場に来て、手伝っていこうと思います。



みなさん、どうか元気でやっていきましょう。

りんごジュース作り。

2011年12月08日 16:31

ちょっと前の話。12/5に、岩手県の岩手町ある、岩手缶詰さんにりんごジュース用のりんごを持っていきました。
CIMG1629.jpg 
といってもですね、実はコレ、ウチのりんごじゃないんです。まわりのりんご農家さんから毎年運搬を頼まれているんです。
この2tロングのトラックで。雪降っていましたが、もちノーマルタイヤです(怖)

今回持っていったのは、「ふじ」で木箱120個分!なかなかの量でゴワス。

こちらが工場。安全第一と書かれてるあたり、安全そうです(笑)
CIMG1630.jpg 

ウチらが頑張って持ってきたりんごをですね、このように
CIMG1631.jpg 
ドバーーーーーーっとかごに下ろしていきます。だいたいこのかごに木箱22~23箱分のりんごが入るようで、今回かご5個分、せっせせっせと下ろしてまいりました。木箱積む時より、シンドかった...なぜか?それは親父が木箱を下ろすのを僕一人になってしまったからなんです(泣)ま、このぐらいでヘコたれる腰じゃありませんからね!米で鍛えた腰は今んところ故障はありません。

ウチのほかにも、近くのりんご大農家さん2件がすでに来たようで
CIMG1632.jpg 
奥に山積みされておりました。アレでなんぼぐらいりんごジュースできるんだろうな....

この辺で作られているりんごジュースは一切砂糖などは含まれておりません。搾ったもの、そのまんまです。なので、味がとにかく濃い!そしてりんごによって味が違うので、酸味の強いジュースもあれば、甘~いジュースもあり。値段もその辺で売っている缶ジュースとほぼ変わりません。これらのりんごジュースは、直売所で売っていたり、自家用などで消費されます。知る人ぞ知る名品なのです。


毎年頼まれるって事は、信頼してくれているという事。年に一回しかありませんが、できることならずっと続けていきたい仕事ですね。






ランキングに参加しています! 1日1回、ポチッと押していただけると嬉しいです!よろしくお願いします!
人気ブログランキングへビジネスブログランキングブログランキング・にほんブログ村へ 

今が旬です。

2011年11月19日 13:35

りんごの王様、ふじが旬です
DVC001660.jpg 
11月に入り、岩手はとっても寒い季節になりました。気温は軒並み1ケタ台。最低気温はマイナスになることもしばしばです。

DVC002370.jpg 
今年のりんごの出来映えは、玉が小さく、なおかつ収量が少ないという傾向に。

昔から、「米が豊作のときはりんごが不作、りんごが豊作の時は米は不作」と言われてきましたが、まったくその通りの結果に。近くのりんご農家さんもそのように言っておりました。それなのに、蜜入りだけは、去年より良好なんです。

いつも通り、例年通りに肥料をやり、除草をし、手を加えてきたのですが、なぜかこのような結果に。こうやってみるとやっぱ農業って一筋縄ではいかないですね。

そんなりんごの収穫状況ですが、その結果を踏まえてか市場では2割近く割高になってるようです。ちょっと小玉のようですが、味はしっかりしています。もし滝田産のりんごを見つけましたら、ぜひご賞味ください!






ランキングに参加しています! 1日1回、ポチッと押していただけると嬉しいです!よろしくお願いします!
人気ブログランキングへビジネスブログランキングブログランキング・にほんブログ村へ 

剪定技術と今の農業の現状。

2011年02月08日 02:08

このごろの岩手は比較的暖かい日が続き、青空が見える日も多くなりました
DVC00139.jpg
今日はりんごの樹の剪定の日。剪定はりんごの栽培の中でも重要な作業の1つ。
今年は雪が多く、足場の悪い状況下での作業。なかなか思うように捗りません。

そんな剪定作業ですが、ウチでは依頼して剪定をやってもらっているんです。
というのもですね、ウチでは剪定技術を持っている人がいないんです(泣)

唯一できそうな人が、ワタクシが神とあがめる祖父なんですが、その祖父すらも

「依頼してやってもらったほうが、ちゃんとできあがるっけ」

と言ってます。

まあ、確かにシロウトがやって今年の出来を悪くするよりはいいですし、なにより毎年やってもらっているので、ウチのりんごの状態がよく分かってらっしゃる。今年もしっかりやってもらいました。

時間があったので、ちょこっとお邪魔し、剪定に付いてって作業の手伝いなんかもしてみました。
その中でお話された事がありまして

「将来的に、剪定する人が少なくなる。その時の為にお前(ワタクシの事です)も覚えておいたほうがいいぞ」

と言っておられました。

理由は2つ。
1つ目は自分ん家のりんごを自分で剪定したほうが、その木がどんな状態か把握しやすい。
2つ目は前述の通り、剪定できる人が単純に少なくなる事。高齢化が進み、ご年配の方が冬に外で作業することがしんどくなってくる。
2つ目の理由は深刻です。
大きいりんご農家さんは、しっかりと後継者がいらっしゃるので良いのですが、小さいりんご農家さんでは、どうしてもりんごだけじゃ食っていけず、外に働きに出る人も少なくはありません。

悠長な事言ってる場合じゃないんですよね。農業って。刻一刻と状況は変化し、それも悪い方向に。それを良い方向へ導きだすのも、僕ら若い農業者の方々だと思います。

今年は子供が小さいので、なかなか外に出られませんが、来年は剪定にお付き合いさせていただいて、技術習得に励みたいと思います!





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。