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お米ができるまで、後半。

2010年10月04日 00:40

先日は、稲刈り~乾燥までの行程を見ていただきました。ここからは、籾摺り~出荷されるまでを、順に追っていきたいと思います。2通りあるので、今回はちょっと長いですよ~。

1通り目。これはウチのやり方。まずは、乾燥させたモミを、タンクに排出させる
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上の方に、青いパイプみたいなのが見えると思いますが、コレはジャンボコンベアって言います。コンベアって言うぐらいですから、なにかしらを運ぶ役目をするものなんですが、モミ運びしちょります
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右の灰色のパイプから、左のパイプを通っていって
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いろいろなところを通り抜け
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この木製のタンクに入っていきます。木製なのは外側だけで、中はちゃんと鉄板で出来ています
最終的には
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このようにどんどん溜まっていくことに。このタンクだけで、30Kg120袋分ぐらい溜まるので、けっこうな量。あ、そうそう、たまに、「このタンクに落ちてしまったら、死んじゃうんだろうな」って恐ろしいコトを考えちゃったりします。アホですから(笑)
こうして溜まったモミはというと...
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1階にある籾摺り機へまたパイプを通っていきます
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右から、籾摺り機、ライスグレーダー、パックヘルパー。どれも年代モノ。特にライスグレーダーとパックヘルパーが。ライスグレーダーなんか、ワタクシが子供の頃から変わっていないハズ(25年前から)親父がいかに農機具のメンテを怠ってないかというのが伺えます。
それぞれの機械の役目は、籾摺り機は、乾燥したモミを玄米とすりぬかに分ける機械。ちなみにこのヌカは漬物に使ってもよろし、肥料として使ってもよろしの、なかなか使えるヤツなんです。
んでも、ウチでは使うコトがないので、欲しい方に差し上げたり、燃やしたりなんかしています。
実際ヌカをこのように
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家の裏にトラクターで引っ張って来て
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ドアを開いたら、もうもうとしたケムリのようなホコリと共に、でてきちゃいます。この作業をする時は、完全防備状態で挑みます。そのくらいホコリが凄い
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そして築かれるモミガラの山。コレに火を点けると、ゆっくりと燃えてくんですが、その光景がお灸のようなカンジなんです。なのでワタクシは「おぉ、今日も地球にお灸をすえてる」なんてアホなコトを言っております(笑)
あ、そういやこのモミが入っているトレーラー部に「JUN MEN」って書いているんだけど、JUN MENって男性ファッションのメーカーにあったよね?それと関係あるんかな?所在は親父にしか分からない...
さて話は戻りまして、真ん中の青い機械がライスグレーダー。
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これは、玄米を未熟米や小米に分ける機械です。要は、規格外の玄米をふるい落とすってコトです
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このように、精鋭になれなかった玄米たちが、集まってきます。呼び方も「クズ米」って呼んでるんで、ちょっとネーミング悪いなって思うのですが、このクズ米、実はお菓子の原料になんかなっちゃったりするので、第二の人生を歩むことができるのです!頑張れ、クズ米達!
一方、精鋭達はというと
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パックヘルパーによって、30Kgの袋に詰められていきます
こうして出来上がった玄米を
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パレットの上に積み上げられていきます。今は玄米の状態なので、精米さえすればあとは食べられま~す。
このパレットに積み上げられた玄米達は
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トラックに載せられ、農協管轄の倉庫に持って行くコトに。ここで、検査をし、等級が決まっていきます。もちろん等級が良いと価格が高いので、それは良いコトなのですが、今年の出来はかな~り悪い。いつもは1等級なのだが、2等級カモ。イヤだなぁ~。いっつもこのようにフォークリフトでお米達が運ばれていくと、ドナドナの曲を思い出してしまうのはワタクシだけでしょーか(笑)
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こうして農協の方がフォークリフトで持って行き
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倉庫の奥に保管されて行きます。ここで等級の検査をするのですが、後で検査の結果をお知らせしてくれます。外にでてみると
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「良質米を作りましょう」って、今年はそれは無理だよ~、ってツッコミました。
コレがウチの籾摺り~出荷までの行程。けっこう作業も時間もかかります。手間かかってますよ~。

ところが、ウチに依頼する方のなかで、稲刈りだけとか田植えだけとか作業のみを依頼する方がいまして、その方達はだいたいがライスセンターへモミを持っていきます。それが2通り目になるのですが、その場合、ライスセンターから、コンテナを借りて、コンテナに籾を入れ、そしてそのコンテナをまた、ライスセンターへ運ぶという行程。
まずはコンテナを借りにライスセンターへ。朝早く行かないと、コンテナが借りられないコトが多いので、ワタクシはいの一番にライスセンターに向かって行きます
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ライスセンターの方々はフォークリフトの扱いに慣れてらっしゃるので、ああいったコンテナ3つ持ちなんて芸当ができるようです。あんなコト、ワタクシでは絶対にできません。そして、見てるだけで怖い。

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こうして、借りたコンテナへモミを入れた後、また再度ライスセンターへ戻ってくるのですが、ライスセンターの土曜や日曜日なんかになって、処理速度が間に合わないと
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こんなカンジになっちゃいます。このトラック、み~んなコンテナ降ろし待ち。みんなまちぼ~け~。そしてライスセンターの方々はてんやわんや状態。もうぐっちゃぐっちゃです。土日は、あんまり規模が大きくない方々がコンテナを借りにくるので、コンテナ数がいっつも足りない状況に陥ります。これはぜひ改善を要求したいですね。
そして降ろしたあとの
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新たにコンテナを借りたい方々のトラックの列。みんな腕組みイライラ状態(怖)
「早くしろ~」 「稲刈りできね~だろうが!」なんて罵声が飛び交うのだが、しょうがないっちゃあしょうがないんです。こういう時は待つしか方法が無いので。もうコンテナが必要じゃない方々は、そそくさと退散。はっきり言ってこんな状態の雰囲気に居たくないですからね~。こうして刈り取ったモミ達はライスセンターで乾燥させられてゆくのです。

コレが出荷までの流れ。ウチでは依頼の稲刈り→自分ん家の稲刈りと交互に行って、日程の調整を図っております。今年はいつになく、作業依頼が多いので、自分ん家の分があんまりできなかったりして、天気は少々悪くてもウチのを刈るって強行することもしばしば。強行すると水分量が多かったりする場合もあるので、あんまり良くないんですけどね。

以上、お米ができるまで、後半でした。長い長~いご清聴、ありがとうございましたん。




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