スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

直播を今年はやってみたのです。

2012年05月31日 00:32

今年の田植えはもうすでに終わりました。話題としてはちょっと前のお話ですが、今年は初めての事に挑戦してみました。それは

「鉄コーティングによる、直播」

稲作農家さんであれば、知っていらっしゃる方も多いと思いますが、現在急速に普及しつつある田植えの方法です。

普通の田植え方法と何が違うのか?実はけっこうありましてね。

①種まきが必要なし
⇒通常であれば、苗箱に床土を入れて種もみを撒き、 さらに覆土させて~という流れで種まきをする必要があ
 ったのが、まったく必要なし。という事は播種機(種まきの機械)もいらないし、培土も必要なし。

②育苗機が必要なし
⇒通常、種まきをした苗箱を育苗機に入れ、芽をちょこっと出すんですが、それも必要なし。芽を出す前に田ん
 ぼに撒いちゃうので。ゆえに育苗機が必要なし。

③ハウスによる育苗の必要なし
⇒育苗機から出された芽の出た苗箱を、ある程度の大きさまで芽を伸ばすためにハウスにて育てるのですが、
 それも必要なし。理由は②と同じ。ということはハウス必要なし。

④苗箱をハウスから運ぶ必要なし
⇒通常はハウスで育てた苗を田んぼまで運ぶのですが、この苗がけっこう思い(苦)1枚約4~5kgぐらいある
 ので、それなりに鍛えてないと片手で持つのは厳しいカモ(無理に片手で持つ必要はないのですが)。ま、と
 にかく重いってことです。

他にも挙げだしたらキリがないので、大きく違うのはこんな感じ。これだけでも、よっぽど違います。
特に労力面では。それこそ何千枚と苗を作っている方々から考えますと、この育苗部分の軽減はとにかく
劇的です。

そんな方法を、今年はやってみたのです。

5/8。朝8時。1台の田植え機がやってきました
DSC00137.jpg
型式EP-67。現行型の6条植えの田植え機で、通常の田植えの方法も可能で、なおかつ直播もできる、優れモノの機械です。
今回この直播をやるにあたり、クボタさん、JAさんのお力を借りまして、デモンストレーションという形で実演機を貸していただけるようになりました。

DSC00138.jpg
圃場に到着。通常の田植え機と違って、やたら後ろ部分がスッキリして見えます。

DSC00139.jpg 真後ろから。このボックスの中に、種もみを入れるワケです。こまきちゃんは除草剤を撒く機械です。

DSC00147.jpg 
DSC00148.jpg 

DSC00149.jpg 
まんべんなく敷きつめたら準備完了。だいたい10aあたり4~5kg程度の種もみが必要です。

DSC00150.jpg 除草剤の散布も同時に可能。しかし、直播時に撒く除草剤は初期用なので、あとでもう一回除草剤を撒かなければなりません。

DSC00143.jpg横にあるレバーにて、播種量の調整ができます。これは全体の播種量の調整で、個別に調整する事も可能です。

DSC00151.jpg操作説明を受けているところ。ケツを思いっきりカメラに向けいているのは私です(恥)このあと親父も同様に説明を受けています。

DSC00152.jpgまず1周目はクボタの方と一緒に。どんな感じなのかをこの身で体験してみました。

DSC00156.jpg 


DSC00157.jpg稚苗の時より、弱冠早めに播種することができるように私は感じました。

DSC00161.jpg次は親父が。説明を受けていますが、方法はいつもの田植えと同じですよと話していました。

DSC00164.jpg 
DSC00165.jpgご覧のように、一見なんにもしてないように見えますが、ちゃんと種は撒かれています。

DSC00168.jpg向こうから帰ってくる時。親父ちょっと笑ってます。多分、楽しいんだと思います。親父、機械大好き人間ですから。

DSC00166.jpgこんな感じで今年は試しに3反歩、やってみました。これが上手くいけば、今後はもっと直播の面積を広げていく予定です。

今回この実演をするにあたり、見学者がけっこう来まして
 DSC00136.jpg
だいたい12~3人の方々に見ていただきました。皆さん、近くの稲作農家さんたち。生産組合の方もいらっしゃたようです。
親父が水稲部会にいることもあって、この方々とは少々面識があるようで、気兼ねなく話をしておりました。


今後、この直播をやる方々は増えていくのではないでしょうか?ハウスを持たなくてもできるので、面積の少ない、なおかつハウスを持っていない米農家さんでも、鉄コーティングされた種もみと機械さえあればできますし、機械の無い方は、鉄コーティングの種もみさえあれば、あとはウチが受託して植えていくことも可能になるかと思います。

そして、育苗の手間がかからない分、田起こしや代掻きに時間を費やすことも可能になるので、過密スケジュールの中、田植えをやるってこともなくなるのかもしれません。それこそ今年のように、代掻き、田植え同時進行なんてことも皆無に。


メリットだけを挙げていますが、もちろんデメリットもあります。それを踏まえたうえで、やはり直播は今後に期待の持てる方法だと私は考えます。それだけ魅力があります。

まだこの辺りではほぼ普及はしていないので、ウチが先陣をきって成果をあげ、その後普及していけばと思いますし、ひいては皆さんの労力軽減にもつながると思っています。労力軽減=他の作物へ注力できる、この図式も成立するワケです。

なにはともあれ、この「直播栽培」今後に期待ですね!!!





ランキングに参加しています! 1日1回、ポチッと押していただけると嬉しいです!よろしくお願いします!
人気ブログランキングへビジネスブログランキングブログランキング・にほんブログ村へ 
スポンサーサイト



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。